コチといっても、大小様々な種類のコチがいます。
キスの投げ釣りの外道呼ばわりされるネズミゴチ。
私たちはガッチョと呼びますが、これも食べたら美味しい魚です。
キス釣りをしている人は大概捨てるか、リリース。
このガッチョは関西の泉州地方では
魚屋さんでザルに盛って売っています。
頭を下ろして、中骨に沿って包丁を入れ、切り離さずに
中骨を外して松葉のようにして
小麦粉をまぶし唐揚げに。
ガッチョの唐揚げはこの地方では名物です。
先日、仕事場の近所の魚屋さんに一盛500円で
20尾ほどを売っていました。
もちろん買って帰って唐揚げにしましたよ。
あとは私たちがヒラメ狙いや青物狙いの時に食ってくる
マゴチ、ワニゴチ。
どちらも甲乙つけがたい美味な魚ですが、
ワニゴチは特に持って帰るのを遠慮する人が多いです。
こうしたコチ類は捌くのが面倒だということもありますが、
頭などのアラからは絶品の出汁が取れます。
私は誰も欲しがる人がいない場合は
持って帰ります。
頭、エラ、内蔵、ヒレを落として
鍋にする場合はぶつ切り。
刺身やからあげにする場合は
3枚に卸して、骨抜きをして調理します。
骨抜きは毛抜きの親玉のような道具で抜いていくわけです。
釣ってきたその日に骨をぬこうと思ってもまず無理です。
半日くらいおいてから出ないと、骨が折れてしまいます。
私も、これは苦手で、身がぼろぼろになってしまうので、
刺身にする場合は骨のない下半身のみになります(^^;
唐揚げで食べる場合も、骨があっても取りながら食べれば良いのですが
孫や人に食べさせる場合は骨を抜いて調理します。
写真のボールの中が抜いた骨ですが、骨だけでなく身もついてしまったのがわかりますね(^^;
これは唐揚げにする前です。
唐揚げは、市販のからあげ粉を使ってもいいですし、塩コショウして
味をなじませ、小麦粉、片栗粉をつけても美味しいです。
コメント
[…] コチの唐揚げの完成写真です。 […]
[…] このワニゴチは、マゴチと同じように、薄造り、煮付けも、先日ご紹介した唐揚げも美味しい魚です。 […]