私が鯛釣りを始めたのはまだ、さほどの時間が経過していない。
数えてみても、4,5年と言うところである。
船釣りを始めて、
行くのはほとんど乗合船であったのと、
仕立ててもほとんどがメバルなどの小物狙いが主。
それが、
大体同じサイクルで釣りに出かける
釣仲間が4人から6人集まるようになったので、
仕立て船が主となってきた。
仲間ばかりの釣りというのは、
気兼ねが無いので、初めての釣りでも
遠慮せずトライできる。
最初は、釣りものは船長任せで、
そのシーズンに釣れるもの、
メバル、タチウオ、スズキ、鯛、サワラ、ハマチと
様々なターゲットに挑戦するようになった。
中でも鯛は1年中狙えることもあり、
鯛釣りの回数が増えることとなった。
一年中釣れる鯛釣りといっても、
シーズンで仕掛けが変わるのも面白い。
サビキ、ウタセエビ、イカナゴ、青イソメ、落とし込み(イワシ)、
最近は、人気の鯛ラバである。
ブームと言うのか、1年中タイラバをしている船もある。
基本、鯛ラバ釣りというのは、
水温が18度以上が適切といわれているが、
手軽さが人気なのか、タイラバ釣をする船が多い。
私たちの乗る船の船長も、3年前まではタイラバは
邪道だと言う口であったが、今では、我々よりムキになって
タイラバを行っている。
この釣りは、誘導の錘(30g~100g)に、
ラバー製のネクタイ、スカートと言われる擬餌をつけ、
巻き上げながら、魚を誘い食いつかせる釣り方。
ルアー、ジギングに似たところもあるが、
特にアクションを加えるわけではない。
仕掛けを海底に落とし、そこから一定のスピードで
10mほど巻き上げ、また、そこに落として誘うという
単純なつりである。
それでも、メーカーは、専用竿、専用リール、
独自の仕掛けの新製品を投入してきて、
釣り人を惑わしている。
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