船釣り用キス仕掛け(キスジロースペシャルⅡ)

キスの船用の仕掛けというのはさほど高価でもなく、良いものが販売されていますから特にこだわって自分で作るまでもないかもしれません。

 

私の場合は自分の解釈、自分の都合で作っていますので、万人に良いとは思いませんが、興味のある方は真似してもらっても良いです。

 

狙いとしては、ハリス切れしたときの針、ハリスの交換のしやすさ

餌の付けやすい針

ハリスの短い枝針

以上の3つをコンセプトにしました。

 

スペックとして

幹糸(モトス)フロロカーボン3号、針(キス用流線ケン付きヒネリ)、ハリス テフロン1.2号です。

 

幹糸は2号以上であれば、強度としては問題ないと考えています。

結び目の強度が2割から3割劣化するといわれていますから、ハリス1.2号より強ければ、根掛かりなどでも幹糸の切断は避けることが出来ると考えます。

今のところ2号も、3号も釣果に差が出ているようには思えませんので、特に仕様の変更はしていません。

 

ハリスは1号、1,2号、1.5号あたりが考えられますが、外道としてカレイ、イシモチ(グチ)、マゴチなどがくることも考えられますから1.2号を選択しています。

ホンテロンを使っていますが、ハリスは短めですからフロロカーボンでも良いかもしれません。

 

針は、あわせを入れることを考えてヒネリの入ったものを第一義として、餌を軸までたくし上げることを考えてケン付き、掛かりのよさで流線を選択しています。

狐針、競技用もヒネリがあるものがありますから予備としてもっています。

投げつり用の競技用のものはすっぽ抜けが多いように思います。

大きさは基本7号です。

 

針の本数は2本の物と3本の物を用意しています。

手返しは2本針のほうが早いので、もっぱら2本針です。

水深が深い場合は、巻き取りに時間がかかる場合がありますので、そのときは3本針にします。

 

全長は2本針の場合は、80cmから90cm、3本針の場合は100cmから120cmというところでしょうか。

 

キスジロースペシャルのⅠとⅡの違いは、Ⅰの場合は幹糸(モトス)とハリス(エダス)が直結、Ⅱはハリス止めを使っている点です。

その違いのため、Ⅰの幹糸(モトス)はフロロカーボンの2号までを使っていました。

 

キスジロースペシャルⅡは次の図のようになっています。

kisujiro2

 幹糸の端でサルカン(スナップ付き)やハリス止めと結ぶ時の方法は下図、途中のハリス止めを結ぶところは上図のように占めこんでいます。

 ハリスの長さはエダスの部分は10cm以下にしてあります。

これに、極小の発行玉か、金のビーズをつけ、エダスのハリス止めにはパイプを差し込んで幹糸とハリスが垂直になるようにしてあります。

 

1回の釣行で、この仕掛け全体を変える必要があることは稀です。

他の釣り人とお祭りなどしてトラぶらない限りは、余分はもう1セットあれば十分です。

私は3セット常備するようにしています。

 

替え針はホンテロン1.2号に巻いたものを20本ほど用意しています。

時期によってはフグがハリスごと切って行きますし、根掛かりしたり、針を飲み込まれてしまったりしたときは簡単に替えれますから。

 

こうした自分の考えでいろいろ工夫するのも釣りの一つだと考えて遊んでいます。

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