ブリの漬け丼

 

年末になるとブリの生食用の柵も手に入る人も多いでしょう。

釣り人の場合は、秋口から冬にかけての船釣りでつってくる人も多いですし、海上釣堀では、青物といえばブリ、ヒラマサ、カンパチなどを釣る人も多いです。

 

船釣りの場合はいいサイズが数上がり、持ち帰って、知り合いなどにおすそ分けすることが多いです。

ブリサイズであれば、1尾で結構の量となるので、自宅で消費するにしても結構な量になります。

 



 

釣った当日は身が活かりすぎていて、旨みがまだ出ていませんが、コリコリとした歯ごたえが堪らないという人も多いです。

我が家も下の娘夫婦はこれが好きです。ですから、釣れた日には必ず晩ご飯を食べに来ます。

ブリを3枚に卸した後、背と腹に分けますが、娘夫婦だけで片身の上下半分くらいは食べてしまいます。

ですから、釣った日に片身を上下とも柵にしてしまいます。

残りの片身は、その日は上下に切り分けて、しばらく休めたあと、クッキングペーパーを巻いて、上からラップをして冷蔵庫に入れておきます。

 

釣った日の晩に刺身で食べた残りや、柵にした残りを次の日に食べることもありますが、大体漬け汁を作って、半日ほど漬け込みます。

 

漬け汁は、みりんと酒を1:1の割合で混ぜ、火にかけてアルコールを飛ばします。それに、醤油を2の割合で加えます。

私はこれでいいのですが、奥さんや娘たちは甘いほうがいいといいますので、砂糖を小さじ1~2杯を加え混ぜます。

 

漬け汁が冷めたら、刺身の残り、節から柵にしたときの端の身、量が足らなければ残りの柵から刺身サイズを切り取って加え、漬け汁に漬け込みます。

漬け時間は好みですが、我が家の場合は濃い味の方が良いとみんながいいますから、半日から1日付けます。

 

熱いご飯の上に切り身を並べて、ゴマ、青紫蘇があればみじん切り(ネギでもOKです)を上に撒き散らして出来上がりです。

 

 

ご飯は寿司飯でも美味しいです。

 

寿司飯の場合、漬けた身を乗せるだけでなく、寿司桶の中で漬け身と胡麻、青紫蘇のみじん切りを混ぜ合わせた混ぜ寿司にします。

 

 

正式には、カツオの漬けを使った手こね寿司というのが伊勢地方にあります。

もともとは漁師さんの料理だったそうです。

各家庭で作られており、味も各家庭の味だそうです。

伊勢神宮近くの食べ物屋さんでも食べれますが、知り合いの人に作ってもらった手こね寿司の味が忘れられなくて自分で作るわけです。

カツオを釣る機会はないので、ハマチ、メジロ、ブリで作っているわけです。

 

結構評判の良い料理です。

 

漬けにした身が余ったら、フライパンで焼いて食べるとこれまたご飯のおかず、お酒のアテにもいけますよ。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました