小鯛の干物

鯛釣りをしていると、その季節、季節でいろいろな外道が釣れます。

 

鯛カブラ、タイサビキ、一つテンヤ、餌釣(青虫、ウタセエビ)、どの釣り方をしても、外道は付き物です。

外道は外道で、上手に針掛かりしたものは、持ち帰らないのであればリリースをしますが、もう一つ資源のことを考えると、あまりにも小さな鯛は、大きくなって帰っておいでとリリースです。

 

ただ、水深のある海域で釣れて、浮き袋が口から飛び出しているようなものや、針を飲み込んでしまっている場合は、リリースしても死んでしまうケースが多いです。

 

ですから、そんな場合は、持ち帰って食べてあげるのが一番の供養です。



 

鯛狙いですと、毎回のように持ち帰るべき小鯛は釣れます。手のひらより大きいものならば、塩焼き、煮付け、酒蒸しなどもいけます。

 

もう一つ、私の周りで好評なのは鯛の開き(干物です)

 

本来なら、頭も半分に割って、背開きというのが干物の王道なのでしょうが、掃除がしやすい腹開きで作ります。

・鱗を取り、腹側から庖丁をいれ、背側の皮一枚を残して、骨から身をはずしていきます。

・頭を落としてもOKです。

・鱗は完全にとらなくても、焼くと一緒に食べれます(^^;

・立て塩(海水くらいの塩水)に、30分~1時間漬けます。
漬け時間は好みで調整してください。

・水気をペーパータオルで取り、金網のついたバッドの上に並べて、好みでゴマを降り、冷蔵庫の中で一晩干します。(干し網を使っても良いです)

立て塩の替わりに、みりんと醤油を合わせたものに、1時間程度つけると味醂干になります。

・保存する場合は、1枚ずつラップをし、冷凍庫へ。

・凍ったら冷凍保存用の袋に入れて冷凍庫にしまいます。

 

取り出して、焼けばビールやお酒のお供に最高です。

写真は、上が塩味、下が味醂干です。

 

 

 

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