釣行日の潮見を確認しよう

釣行日の潮見を確認しよう。
当たり前のことですが、見逃している人が多いです。


私たち趣味や遊びで釣る人は、なかなか潮を選んで釣行することはできません。ですから潮見をわざわざ調べる人は少ないのです。
遊漁船の場合は、午前便にしろ、午後便にしろ出船の時刻と、港に帰る時間が決まっていますから、日程が決まれば潮も時間帯も関係ないといえばそれまでですが、知っていると知らないとでは大違いなのです。
釣行日、時間が決まれば、その日の潮、潮時がわかります。
大潮が良いとか、満潮が良いとかいろいろな情報があると思いますが、それを自分で確認することができるのです。
魚の活性を左右する潮というのがありますが、これは場所、時期でいろいろな条件が重なり同じ結果をもたらすものではありません。
釣行後に確認することも大切ですが、釣行時のその場所の潮時と実際の様子を考え合わせることでより考察が詳しくなることと思います。
例えば、10月の神戸港の大潮の日の、満潮12:00、干潮18時の日の10時から16時まで釣りに行くとします。
上記のことが事前にわかっているので、釣り開始から、満潮までの2時間の様子、潮止まりの様子、引き潮となった前半の様子、がわかるわけです。
事前に潮見を調べておくだけで、この場所では満ち潮の時は左から右に流れ、満潮時から30分ほど遅れて潮の流れが止まり、次に潮が動き始めるまでにどれくらいかかった。
また、引き潮に入ってからは潮が右から左に流れるようになり、干潮までの時間の半分くらい経過した時の潮の流れは速いなどということがわかるのです。
潮の流れが、どのように変ったか、にあわせて魚の食いはどうだったかということが、知識として蓄積できるのです。
同じ場所に繰り返し通うことができれば、いろいろな条件の時の同じ釣場の様子がわかりますので、さらに、こういう日はこうしてみようといったTPOがわかり、自分のホームグランドを作ることができます。
釣りの上達のためにはホームグランドを作れというのは、同じ場所で、いろいろな状況を経験し、この潮のときはどうなる、この時期はどうなるといったパターンを身につけることができるのと、それがわかるようになると、初めての場所に行った場合も、ホームグランドと比較することで、大きくはずれない工夫ができることにあるのです。

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